徒然日記

自分の考えを忘備録的に書きます。

ポジティブ思考

おはようございます。

今日は日頃思ってることについてグダグダと持論を述べたいと思います。

 

私はどちらかというと(というかかなり)ネガティブなタイプです。そしてネガティブなことについてメリットもデメリットもある程度把握した上であまりこの性格を直そうとは思っていません。悪くないものを直すというのもおかしいですからね。

しかし初めに直すという表現を使ったことからもわかるように、世間ではやれポジティブシンキングだのネガティブ思考を変えようだのと少しでもネガティブ要素を見せようものなら迫害されるかのような風潮があるように感じます。ネガティブは絶対的な悪だという考えがはびこってますよね。

 

ポジティブなことってそんなに偉いことでしょうか?

少なくともポジティブ思考を社会全体に押し付けることで得をするのはもともと放っておいても楽観的な考え方をするタイプの人だけだと思います。なぜならネガティブな人がポジティブなことは絶対的な善なのだと信じた場合、大抵はネガティブな自分を責める方向に考えを進めるからです。そうなるとポジティブ思考の押し付けはポジティブな人が自分をひたすら肯定する一方でネガティブな人をいじめるだけの行為に思えてきます。

 

楽観的であることにはもちろん大きなメリットがあるのでしょう。しかし全ての人がそういった考え方ができるわけではありませんし、(性格が変えられるものだという前提のもとにおいても)ネガティブな思考が得意である人がわざわざネガティブであることのメリットを捨ててまで完全なポジティブ人間になろうとするのは無駄であると思うのです。他にも日々をうまく過ごしていく方法はあるはずなのに、わざわざ自分が苦手なことを無理して伸ばそうとするのって何だか変ですよね。

例えていうなら、全く運動神経のない人が単にお金持ちになりたいからという理由だけでプロサッカー選手を目指すような感じです。いや、何でわざわざそれになろうと思うんだよ、他に金持ちになる方法いくらでもあるだろ!と言いたくなると思います。

 

サッカー選手について言えば当たり前のように感じられることが、ことポジティブシンキングについては無視されている気がします。わざわざ自分を正反対に変えようとするよりはメリットとデメリットをきちんと把握した上デメリットを逃しつつメリットを生かす生き方をする、という選択をした方がより自然でいいんじゃないでしょうか。無理して背伸びしてもあまりいいことはありませんからね。

 

というわけでまとめとしては、ネガティブな人はよほど自分を変えたいと思っていない限りはネガティブを飼い慣らして賢く生きていったらいいのでは?ということです。私も自分が持っている武器をわざわざ捨てるような真似はせず、その武器を使いこなしていけたらいいと思っています。

 

長文失礼致しました。それではまた明日。