徒然日記

自分の考えを忘備録的に書きます。

何か一つあればいい

お題「あなたの座右の銘を教えてください

こんにちは。

 

今日はお題に答えます。

私の座右の銘は、「一芸に秀でる者は多芸に通ず」です。

 

一つの道を極めた人は他のことを身につけるのも容易である、といった意味のことわざですが、私はその内容にとても共感できます。

できる人というのは基本的に何をやらせてもできるもので、かといって必死になってあれもこれもこなそうともがいている風でもありません。

そして反対に、これといったスキルをもっていない人ほど多くのことをこなそうとして何も身につかない、努力の割に成果が出ないということが多いと感じます。

まずは一芸、身につける。これが大事なのだと思います。

 

あれもこれもやらなければと色々なことに目移りしていると、たった一つのことすら成し遂げることができず、一歩も前に進めません。

しかし、一つだけでいいからそれにしがみついて成し遂げれば、それは一歩前進になると同時にその先何かを成し遂げるときの力になってくれるはずです。

 

のちに過ぎ去った人生を振り返るときも、「たくさんのことをやったはずだけど結局何をやったのかよく分からない…」というよりは、「あまり多くのことはやれなかったかもしれない、でもこれこれに関してはすごく熱中して取り組めたよな」と言えるものが1つでもある方が後悔は少なく、生きている実感も湧くのではないでしょうか。

 

今の時代はとても選択肢が多く、多すぎる選択肢に溺れてしまう人もいるでしょう。

何をすればいいのか分からない、あれもこれもしなければ…と思い悩む人がいたら、この「一芸に秀でる者は多芸に通ず」という言葉を思い出して、自分にとっての「一芸」を時間をかけて作っていって欲しいと思います。

 

それではまた明日。