人生は死ぬまでの暇つぶし
おはようございます。
私はいつも「人生は死ぬまでの暇つぶしである」という言葉に支えられています。
日々を過ごす中で、どうしても焦ってしまって「あれをしなければいけない」「これをやったほうがいい」などと自分を縛り付けてしまうことが多いのですが、そんなときはこの言葉を思い出し一旦落ち着いて考えるようにしています。
本当にしなくてはならないことってそんなにないんじゃないのか?と疑う余裕が生まれると、物事を冷静に捉えられるようになって精神的負担を減らすことができます。これは私にとってとても重要なことです。
よく「今こうしている間にも死に一歩進んでいるのだから一瞬一瞬を大切に生きよう」などといった言葉を聞きますが、これを聞くと私はどうも落ち着かない気分になります。
私は「今を大切に生きる」ことについては大賛成です。しかしそんなにやりたいことも多くないので、上のようなせかせかした生き方よりはもっとゆるい生き方がしたいです。
死ぬまでの暇つぶしができればいいのだから、やることは最低限だけやってのんびり生きようというのが私のモットーです。
同様に「一度きりの人生だから」とか「せっかく生まれてきたのだから」とかいった言葉も私は好みません。正直人生が二度も三度もあったらやってられないですし、自分が生まれてきてよかったかなんて死ぬそのときになってさえ正確に言えるものではないと思うからです。
でも生まれてきてしまったし、自殺はできればしたくないので死ぬまで何とか暇をつぶしていけたらいいなという感じです。
結局のところ運が悪ければ人は死にます。こうでなければならないといった強迫観念の類はできるだけなくして、気の赴くままに日々を過ごして生きたいものです。そうすれば、いざ死ぬときにも後悔なく死を受け入れられるような気がします。
それではまた明日。